かゆい水虫かゆくない水虫

水虫博士

水虫にはかゆい水虫とかゆくない水虫があります。

かゆい水虫は…

白癬菌が皮膚につき角質層の下まで侵入すると、それを排除しようと白血球などがやってきて炎症をおこします。
そうするとほかの物質とともにヒスタミン(かゆみのもと)が放出されて水虫におかされた部分がかゆみをおこします。
白癬菌そのものがカユミを発生させるのではなく、白癬菌に対する体の反応としてかゆみがおきています。
もっと簡単にいえば、白癬菌に対する一種のアレルギー反応のようなものです。

かゆみのない水虫…

高齢者や免疫力が低下した人の水虫はかゆくありません。
皮膚がボロボロになって皮がむけるなどの症状があるだけです。
炎症がおきていないから、ヒスタミンが出ずにかゆくならないのです。
皮膚の表面はカサカサに乾いていて、治療しないかぎり水虫が居座りつづけることになります。

かゆい水虫には、強すぎるだけの抗真菌薬を塗ると、白癬菌が死ぬときにでる免疫反応でさらにカユミを発生させることがありますが、どちらの水虫でも、白癬菌を退治しながらやさしく肌を守る処方になっているクリアフットヴェールなどのぬり薬で改善が見られます。

水虫は、家族など身近な人にうつるので、きちんとケアをしていくことをおすすめします。